ナズナ
「雑草シリーズ」
普段、気にもとめず、踏みつけたり抜かれたりしている庭や道ばたの雑草。
だけど、ほんのちょっと立ち止まり観察してみると、そこには素朴ながら美しく、逞しい植物の姿がありました。地球が育む生命は、すべてが尊く愛しい。その気持ちを石絵に込めて描いてみました。
★花言葉★
「あなたに私のすべてを捧げます」
アブラナ科ナズナ属の越年草。別名、ペンペン草。高さは20~40cm。花期は2~6月。直径3mmほどの白い小さな花を多数つける。春の七草のひとつ。名前の由来は、夏になると枯れることから、「夏無(なつな)」。撫でていたい可愛い花「撫菜(なでな)」など。
★西洋では実の形からナズナを「shepherd’s purse(羊飼いの財布)」と呼び、愛する人にpurse(財布)を捧げる…にちなみこの花言葉に。
松浦裕子
ライター、ネイチャー・アーティスト。
アニメーションの背景画を学び、宮崎駿監督の「となりのトトロ」「魔女の宅急便」などのにも参加。その後、絵本編集や雑誌ライターなど幅広く勤める。15年前よりストーンアートのワークショップをスタートし人気を集める。2017年夏より「自然のワークショップ・スタジオペチカ」をオープン。著書に「こだわりの豆菓子」(小学館、以下同)「寝台列車の旅」「つるの剛士のこどもをゲンキにする本」、構成編集に「生活探検大図鑑」「忌野清志郎・サイクリングブルース」「旅する清志郎」など多数。
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